ブルーストーン採掘場

ボードゲームやらなんやかんや。

入院の日々 第5話『沈黙』

1月5日(水)。本日は7時頃起床。ちょっと遅かった。

朝の血糖値は106。ここはあまり変わらないですね。ルーティーンのインスリン注射→朝食→薬のコンボを決めたところで9時に耳鼻科診療のお呼び出し。本日は診療室でご対面のB先生。よろしくお願いいたします。経過としては概ね悪くない。特に悪化していないので引き続き現在の治療続行とのこと。よしよし。眼科は昨日だけだったので今日はさっさと病室に戻る。

 

9時半頃からステロイド点滴スタート。そうそう、今日から会社が始業だった。とりあえず入院の報告と、必要最低限の連絡を各所にする。いろいろご迷惑おかけして申し訳ありません。退院できたらがんばって巻き返しますので、平に、平に。

 

お昼前にはリハビリのマッサージ。本日はAさんお休みで、替りの男性療法士の方に施術をお願いする。この方Aさんとは対照的に、最初の説明だけで全然会話なし。あまりの違いにちょいと戸惑いながらもその気持ちよさにいつしか睡魔に教われて……。スヤァ……。「はいでは終了です」の声にハっと目を覚ましました。ああ、気持ちよかった。これもまた良し。ありがとうございました。

 

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この、うどん野郎!

本日の昼食にはなんとうどん登場。例によってちょい薄味なれど、その代わり結構な具だくさんで美味しゅうございました。でもまだやっぱり麺類はこぼれそうになって食べにくいのが寂しい。早く元に戻ることを願うよ。

 

昨日までの流れから大きななイベントはこなした感じがしたので、某氏にそそのかされた事もありこれまで自分メモとして書き溜めた入院の記録をブログ用にバリバリ書き直していく。まずは1月1日分投入。すかさず1月2日を書いていると、ちょいと前に某所で昔ボトムズの予告風文章についてものしていた、という話をしたのを思い出し、これ幸いと予告をつけることにする。よし、1月2日分完了。せっかくだから1日の分にも予告つけよう(こうして自ら首を締めていくのですね)。

この予告風文章、できるだけ本物に使われた単語や言い回しは避けつつそれっぽく書くというポリシーでやっておるのですが、ほぼ記憶だけで書いておりますので、「ここおんなじじゃん」というところがあってもご容赦くださいませ。BGMと銀河万丈氏の声が聞こえてしまったら私の勝ちです(本文より予告の方が時間コストかかってるのはナイショ)。

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さっぱり飲めました

そうそう、昨日は怒涛の流れですっかり忘れていたのだけれど、三が日が過ぎたので1階の売店が営業していたんですよね。ブログ執筆の合間にちょいと覗いてきましたが、まあお菓子やパンや飲み物がいろいろで目の毒ですねえ。とはいえせっかくなので4階の自販機には売ってなかったルイボスティを一つ。もちろん無糖ですよ。

 

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数独は収録されておりません。

夜は2日の内容を推敲しつつ、買ってきたもらった「ペンシルパズル2022」で久し振りに「スリリン」やら「ナンリン」やら「ぬりかべ」やらを2、3問ずつ問いてみたり。やっぱり「ぬりかべ」の解き味は独特で好きだなあ。明日は知らないパズルにも挑戦してみようっと。

寝る前の血糖値は192。前日までは200越えてたのでちょっと下がり気味かな?そうだといいな。

 

予告

わずかだが、しかし確実に高ぶる院内の空気に看護師達の動作が加速する。検温、血圧測定、容態確認。滲み出る微かな緊張を笑顔の仮面で覆うのは、鋼鉄の意思が成せる技なのか。そこへ、誰も予期せぬ喪失劇が立ち塞がる。あの相棒がいなければ、片翼を捥がれたも同然だ。焦るキリコ、戸惑う看護師。失われた点滴棒の行方を知るのは誰か。

次回、『忙殺』。歴戦の勇士達に、安らぎを。