「アクワイア大会2015」に参加しました
11時頃に会場入りすると、すでに初心者講習の卓が1ゲーム始まっているところでした。私も、初参加の娘のために肩ならしのオープン戦をこなしながら開会を待ちます。その間に続々と入ってくるお馴染みの面々。小規模な大会ですが常連の方々が多いので、毎年コンスタントに開催されていると同時に、レベルの高い良い大会なのです。そして、用意されたボードは全てプラスチックタイルのAavalonhil版もしくはその前の3M版。いくつかは木製タイルの最初期のものだったりします。ご存知ない方にはなんのこっちゃですが、後期のAvalonhil版はタイルが紙製、その後のHasbro版はなんとホテルの名称や株価が変更(Towerが2軒で400ドルってどういうこと!?)になったりと、古株のプレイヤーにはしっくりこないものなんですね。その点この大会は安心して遊べるのでありがたいことです。あ、現行版でもルールやゲームの面白さは全く変わりませんので、そちらを持っている方もご安心くださいませ。
そうこうするうちにいよいよ13時。今年は予想よりも参加者が多く最終的には10卓でゲームが開始されました。
|
|
|
1ゲーム目、Phoenix卓。6-Iと7-Iが並んだ状態という不穏なスタートでした。しかしタイルの引きが良く、いきなり2周目でImperialを合併して4000ドルゲット。その後も効率良く合併ボーナスを入手でき、懸案の6-I・7-Iも活用に成功。最後まで残ったFestivalとTowerに絡むことはできず根無し草となりましたが、序盤のアドバンテージを活かして逃げ切りに成功、見事1位。幸先のいいスタートです。
|
|
|
2ゲーム目も同じくPhoenix卓でしたが、一転して後手後手の展開。唯一の筆頭株主ホテルのImperialを6軒から大きく成長させようと機会をうかがっていたのですが、そのために握りしめていた2-Gをあっけなく無効化されてゲームオーバー。100ドル差で3位に甘んじることになりました。さっさとTowerを潰していれば2位に食い込めたかもしれないのに……と思うものの後の祭り。いやー、いつもながら状況の見極めが面白くも難しいゲームです。
|
|
|
3ゲーム目はFestival卓。1、2ゲーム目はランダムな組み分けでのゲームでしたが、3ゲーム目はそれまでの成績で上位から組合せが決められます。いわばどの卓も実力伯仲のゲームが繰り広げられるはずで、いやが応にも気持ちが昂ります。さすがに1ゲーム目ほどのラッキーには恵まれなかったものの、薄氷を踏む思いをしながらも、着実に盤面をコントロール。4人中2人(もちろん自分含む)にしかボーナスが入らない展開を続けながら、ジワジワと2番手コルトさんの選択肢を縛ることに成功。コルトさんに全権を渡したWorldwideも、我がAmericanで周囲を取り囲んで20軒は越えないように抑えこみつつ、主導権争いを続けざるを得ない状況をキープ。そのままAmericanトップとその他もろもろでまんまと逃げ切り成功!!途中際どい場面もあったものの肝心なところではツキが見方してくれて、終ってみればとても気持ちのいい勝ち方でありました。
